2014年12月30日火曜日

20142015

今年も終わろうとしています。2014という数字に慣れないまま、気付けば溢れる2015! 未来は君のすぐ側にあるってか。遠い方が良いのかもなんて思ったり。

年初に母親を亡くしたのがやっぱり最大の出来事でしたねぇ今年は。それに付随する様々な家族問題に奔走しつつ、残り時間はほとんどひたすら曲書き。そんな印象の一年でした。

まーだまだ半人前もいいとこですよ母上様。人として、音楽家として。満足する日なんか来るのかな? いやぁたぶん来ねーな。

そんな話は置いといて。
来年初頭から、少しずつ作品を聴いて頂ける機会がまたあるかと思います。都度お知らせさせ頂きますので、相変わらずよろしくしてやって下さい。

僕の曲を好んで聴いて頂き、またこうして辺境のブログを覗いて下さってる皆さん、いつもありがとうございます。心の拠り所になっている仲間や友人、スタッフにも心からの感謝を。

どうぞ皆さん、よいお年を。

全く面白味のない文章ですみません(笑)

2014年12月15日月曜日

雑感

 いやぁ随分放置したもんです。あまりに久しぶり過ぎて、投稿の仕方を忘れている始末。しばらくあちこちポチポチと彷徨ってしまいました。
 Twitterと違って、それなりの文量投下に意義がある(と自分が勝手に思ってるだけなんだけど)ブログってのは、現在の自分の生活リズムには馴染みにくくなっているようです。嫌いじゃないんですけどねぇ。それより仕事しろ! みたいな強迫観念が勝っちゃうんですよね。まぁここを見てる人なんて限られてるだろうから、好き勝手やりゃいいんですが。

 この所ずっと曲書き。特に夏以降は、休みらしい休みもなく曲ばっか作ってました。ぼちぼち疲弊していますが(笑)、去年から今年前半にかけては諸事情あってブレーキをかけざるを得ない状況だったので、今は楽しんで産んでる感じかな。

 最近は国内外のソングライターとのコライト(共作)の機会も一段と増えました。俺はデビュー以降、ずっと1人で曲作りをして来た人間だったので、他人との共同作業で学ぶことは多いですね。自分の得意不得意がハッキリ見えるし、例え不得手な方面でも、躊躇なく飛び込むことが出来るし。曲がりなりにも作曲家としては自ら檻を作らないようにと心がけていますが、それがもっと自然に、構えずとも出来る。幅がグッと広がったし、自身、正直進化したなと感じています。
 (ぶっちゃけ、しかしながらコライト全て万歳ってわけでもなくて、相性やバイオリズムでうまく行くこともあれば全然イマイチな日もありますけどね・笑。それは1人でやってても同じことですが。)

 ともあれそんな日々の中で、「俺みたいなもんが」的、低自己評価マインドの踏み台を、そろそろ一段くらい上げてやってもいいかな? なんて思い始めている今日この頃です。ちょっと何言ってるかよく分かりません。

2014年1月25日土曜日

WORKS

 前を見て歩かないと躓きます。時々振り返って、でも基本前だけを見て。歩け歩け。
 さて、近日リリース予定のお仕事をお知らせさせて頂きます。

■Hey! Say! JUMP■ 2/5発売sg.「 AinoArika/愛すればもっとハッピーライフ」収録
M-1「AinoArika」(作詞・作曲) <TBS系ドラマNEO「ダークシステム 恋の王座決定戦」主題歌>

■BEE SHUFFLE■ 2/5発売sg.「Welcome to the Shuffle!!」収録
M-2「Baby, I love you」(作曲:HIKARI/Daichi/Carl Utbult/Chris Meyer)

■Every Little Thing■ 2/19発売al.「FUN-FARE」収録
M-2「Take me Tell me」(作曲・編曲)
M-5「START」(作曲・編曲) <テレビ東京系ソチ五輪テーマソング>
この他、本アルバムには僕が提供させて頂いたシングル「ON AND ON」、「Landscape」が収録されています。

■Sexy Zone■ 2/19発売al.「Sexy Second」収録
M-4「4 Seasons」(作曲:HIKARI/DAICHI)

自分が関わった作品が世に出るってのは、ほんとに幸せなことです。ちょっと優等生過ぎる言い方ですけどね、ほんとにそう思うのです。是非とも聴いて下さい! ありがとうございます。

2014年1月22日水曜日

 極めてわたくし事で恐縮ですが、自分の中で、記しておかないと(仕事もブログもツイッターも)前に進めないと感じましたので、こちらでまとめさせて頂きます。


 今月6日の深夜、母が永眠しました。70歳でした。

 最後に話したのは正月、僕が帰省していた2日のこと。母の入院先にて。少しばかり元気がなかったものの、数日後に別れることになるなんて、その時は思いもしませんでした。

 母は99年、僕が音楽でデビューして間もない頃に脳梗塞に倒れ、以来、半身麻痺により自力歩行が叶わず、車椅子による不自由な生活を長く強いられて来ました。子宮癌、胃潰瘍、心筋梗塞、不整脈改善のための心臓ペースメーカー手術など、倒れた後でさえあらゆる病に苛まれる、闘病の晩年でした。

 元気な頃から「何が起こっても、それはその人の運命だから」と何事もオープンに捉える考え方の持ち主であった母。自制からか病因からか、客観的に自分の境遇を語ることはあまりなく、嘆いたりすることも稀でしたが、僕に見せてくれていた邪気のない笑顔の裏、心根ではきっと、辛かったことだろうと思います。
 早過ぎる逝去との思いは拭いきれませんが、今は心から、長い間お疲れ様だったねと言ってあげたい気持ちで一杯です。

 優しい母でした。昔から、僕の生活にも進路にも、特別に口を出された記憶がありません。僕がこうしたい、やりたいと思ったことを「あんたなら何をやっても大丈夫だと思うから」といつだって静かに見守り、陰で支援してくれる人でした。

 音楽で上京する時、「三年やってダメだったら帰っておいで」と言われました。こっちはいつでも待ってるから、と。当時の母の本音は分かりませんが、いま思えば、先の知れない世界を志す息子を応援したい反面、無茶をせず近くにいて欲しいと願う親心の複雑な発露だったと理解出来ます。
 
 結果的には、周囲の方々に恵まれたおかげで、僕は今も音楽を続け、東京に所帯さえ持つに至りました。
 昨年来、両親共に(母の生活の介助を任せきりだった父までも)体調を崩したことで、僕は長く故郷で時間を過ごすことになったのですが、病棟で日々を過ごす母を見舞うにつけ、「三年…」の言葉を思い出しました。もしもあの頃、故郷に戻っていたらどうだったんだろう。状況は少しでも違ったろうかと。

 母がしばしば「病院の人達がね、あんたのこと良い息子さんだねってみんな言うんだよ」なんて少し嬉しそうに言ってくれるたびに、胸が痛みました。何が良い息子だ、自分はこれまで、実にやりたいようにやって来て、故郷を離れ自分のことに精一杯だったじゃないか。もっとしてやれることがあっただろうに。自責と悔恨の念が、そのたびジワリと去来したのでした。

 そんな独りよがりな感傷をよそに、最後に会った日、「あんたは親孝行だねぇ」とさえ言ってくれた時には、泣き出しそうになりました。軽口で切り返して堪えたのですが、あの時、泣いてしまえば良かった。ごめんな、ありがとう。その気持ちを、全身で表現してしまえば良かったと、今にして思うのです。もう、遅いけれど。

 まだ院外外出が可能だった頃は、許可をもらい、たびたび二人で出掛けました。二人で花の豊かな公園を歩きました。ドライブをしました。ロープウェーに乗りました。商業施設で買い物をしました。ちょっとしつこいくらいに、日々、昔話をたくさん聞き出しました。それはもう、父と出会う前の恋の話に至るまで。
 自分が大人になってから、あれほど二人きりの時間を濃密に過ごし、語り合ったことはなかったかも知れません。夏にはヒマワリを、秋にはコスモスを眺めながら過ごした亡くなるまえ半年という時間は、僕の中で生涯忘れ得ない、大切な思い出になりました。

 母に何もしてやれなかったという思いはきっと、もうこれからはずっと、残るのだろうと思います。
 僕は不器用者で、せいぜい音楽を作る程度のことしか出来ませんが、これからせめて、向こう側へ行ってしまった母に届くような曲を作りたい、母が向こうで皆に自慢出来るような仕事をしたいと、思いを新たにしている次第です。
 落ち着いたらきっと、母に手向ける曲のひとつも作ろうなんて思っています。

 取り留めのない文章になってしまいました。まとまりを欠いてすみません。

 母の思い出は尽きません。息子にとって、やはり母の存在は特別なものでありました。自分を産んでくれたこと、暖かく見守ってくれたこと、心の底から感謝したい気持ちです。
 ありがとう母さん。全部、ずっと忘れない。



 長文失礼致しました。母が生前お世話になった方、気に掛けて下さった方には、この場を借りて心から御礼申し上げます。ありがとうございました。

2014年1月1日水曜日

2014

 2014という数字の近未来感ハンパないです。というわけで、明けましておめでとうございます。

 昨年は、今後の自分に大きく影響するであろう出来事がたくさんありました。フルマラソン出場を始め、スウェーデンへの曲書き遠征、一方ごくプライベートですが事情があって半年あまりを実家で過ごすなどなど…他にも色々。自分という人間を見つめ直す機会も多い、とても印象的な1年でした。

 年齢を重ねると、臆してチャレンジしにくくなること、また逆に逃げたくとも逃げられないこと、両方の比率が、仲良く増えて行くようです。

 自分の芯を強く持って、逃げないで挑み続けたい。そんな風に思う元旦です。

 もちろん、積極的に挑みたいことだって未だ潰えず。どこまでだって行きたい。今年もどうぞよろしくお願いします。